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4727の理念

人材育成と機会提供

 私たちは、頑張る人や信念のある人には、どんな人でも、チャンスが与えられる世の中であってほしいと考えています。それは、人を育て、機会を与え、多くのものを産み出した、薩摩の島津齊彬の精神に通じるものがあります。

 

1851年、薩摩藩主となった齊彬は、逝去するまでの約 8 年の間に、西郷隆盛、大久保利通など優秀な人材を育てました。また海外から技術を取り入れ、薩摩藩に鋳物やガラス製品などを製造する産業を起こしました。さらに、日の丸を考案し、日本初の蒸気船を製造、そして薩摩銘菓かるかん、薩摩切子の誕生にも一役買いました。身分を問わない人材の発掘と育成に務めた島津齊彬。彼が世を去った後も、その精神は薩摩出身者によって明治政府へ受け継がれ、諸国と肩を並べる日本を築いたのです。

私たちは、この薩摩の精神に則り、人材の育成と機会を提供することで、日本人が世界で活躍する世の中を創りたいと考えています。やがてその日本人が楽しい世界へ導いてくれることを願って。

 

​ちなみに当財団代表大山は、かるかんを食べ、芋焼酎を好む、薩摩系横浜人です。

   一般財団法人4727財団​の目的

   この法人は、社会貢献事業の創設・運営を通して、先人が後人を支援・育成する 

   循環型育成社会の構築を目的とし、その達成のために次の事業を行う。

   (1) 循環型育成社会の構築。

   (2) 最先端技術の発明、開発及びその支援。

   (3) 技術・アイデアを用いた国内外での社会貢献事業の創設。

   (4) 水質改善・自然エネルギー・汚水処理設備等の環境事業

   (5) 学校の経営及び教育関連事業。

   (6) 持続可能な開発目標の達成への貢献。

   (7) 起業、経営に関するコンサルティング業務及び支援。

   (8) 伝統技術等の支援。

   (9) 事業支援及び人材育成支援。

   (10)出生、子育てに関する支援。

   (11)労働者派遣事業。

   (12)その他この法人の目的を達成するために必要な事業。

  

4727発足の発想

起業家の育成

時代の変革期や戦争の後、日本人は商売や物作りで時代を創ってきました。それこそが人間の本質なのかも知れません。企業に入り誰かの指示のもと限られた仕事を行うことは、人生として決して間違いではありませんが、自らの意思で世界に目を向け、自らの責任で事業を起こす人間が少なくなった国は、どこか危うさを感じてしまいます。私たちは、起業家の育成がこの国にとって急務であると考えています。

出生・学業支援

先進国の宿命とも言える少子化。生活を維持するためには子供の数を制限するしか無いということも原因の一つかと思います。これは企業にとっては深刻な問題です。人口減は購買層の減少に直結するからです。これからの時代、国に代わって企業が対策を考えていくことが望まれるのではないかと、私たちは考えます。4727財団は自社事業の収益及び企業様からの寄付を日本の多子化に役立てたいと考えています。

 

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​新規事業創設

新しい事業を創り上げるというのは、簡単なことではありません。しかしそこには起業家を育てる上で大切なことがたくさん詰まっているのです。ひと昔前であれば、一生をかけて築き上げた事業も、今では数年で創り上げることも可能です。そして、どんな時代でも新しく求められる事業は必ず潜在しています。私たちは起業家を目指す方々と共に社会貢献事業を創設して、一から創造する力を身につけて頂きたいと考えています。

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グローバルビジネス

世界情勢はかつてないほど、活発な時代に突入しています。一つボタンを掛け違えれば、争いにも発展しかねません。その争いに待ったをかけられるのは、国際的なビジネスかも知れません。なぜならビジネスはお互いが相手を理解することから始めなければ成就し得ないからです。世界を知ることから始まるグローバルビジネスは起業家の育成には必須であると考えます。

アイデアの実現

アイデアを考え出すことは、誰にでも可能なことだと思います。それはほとんどが出費を伴わないのではないでしょうか? しかし、ほとんどの人が、考えついたアイデアを形にすることなく、忘れ去ってしまいます。それを形にすればとてつもない財産を築き上げることになるかもしれないのにです。私たちはそんなアイデアに耳を傾けます。そしてその可能性によっては、一緒に創り上げることが出来るかもしれません。

 

1)

2047​年の日本、そして世界はどうなっているでしょうか?

 「日本は特別な国だ」と、なぜか世界からそう言われることが多いですね。その気になれば「世界のリーダーになれる」とも言われます。しかしながら日本人は日本国内、また自分のコミュニティばかりに目を向けていて、世界に出よう、世界を知ろうと考える人はごく少数です。そして2017年現在、日本人自体がどんどん減少していることをご存知でしょうか。ここ5年間で95万人近くも減少しているのです。政府は移民を受け入れるという政策も検討していますが、移民同士の子孫が増えたとしても、日本人の子孫が増えていく訳ではなく、根本的な解決にはなりません。

 

 そして、日本では起業家志望者が減っているという統計があります。大きなリスクを背負って起業するよりも、会社に勤めながら、空いた時間にネットなどでお小遣いを稼ぐ方が賢いという考え方も広まっているようです。日本の学校では、投資やお金のことは教えていませんし、一般家庭では、子供が生活のことを考えなければいけないような逼迫した状況もあまり見られません。反対に東南アジアなどではまだ小さな子供でさえも、常に危機管理を考え、自分や周りの今の状況を把握し、思慮して、賢くならなければ生きていかれないという現実に追われています。今から10年後、そして30年後、この違いは世界をどのように変えてしまうのでしょうか? 若くてハングリー精神で溢れる新興国の人たちに高齢者の多い日本は対応していけるのでしょうか?

あなたは、10年後、30年後の日本に何を期待しますか?

4727財団は、二つの柱で
2047年を創造します!

3)

2)

政治ではできないこと

 では、そのことに関して、国はどう考えているのでしょうか? 高齢化が著しい今の日本では、政府は高齢者への医療、福祉サービスなどの予算で追われてしまうのは当然です。それだけではいけないと解っていながらも、手もお金も回らないというのが現状でしょう。そして、高齢者が増えていく今後は、子供への政策はさらに後手に回ってしまうかもしれません。例えば、もし政府が「二人以上産んだら手厚い手当て」などと言えば、子供が産めない人はどうなるんだという声が上がり、全ての学校無償化なども、予算の問題もさることながら、進学しない人への差別という声が上がってしまいます。結局は「児童手当て」などという、使い道が曖昧なバラマキ政策になってしまうのです。

 起業家や新規事業の支援についても、政府の行えることは限られています。確かに、助成金・補助金による支援で日の目を見た方もたくさんおられますが、中にはそれをもらうことだけが目的で、事業はなおざりという方も、悲しいですがたくさんいらっしゃいます。また、政府が特定企業に肩入れするような政策は行えないでしょう。

 私たちは、これを政府に求めること自体に無理があり、元々期待できないものであるという結論を出しました。そして、民間団体であれば可能なのではないかと考えました。民間団体であれば、初めから誰にでもと言う必要もなく、基準を満たした人や、自分たちの意思に合う一定の条件に当てはまる人を選出する形で執行することができるからです。

 4727財団は、社会貢献事業を通じての起業家育成の支援と、出生・学業の支援という二つの柱で、育ててもらった人が次の世代を育てるという思いを繋いでいくために、育成と支援の循環システムを作ります。

ひとつめの柱は、起業・事業支援。

4727財団は起業家とともに社会貢献事業を創設します。その土壌は日本のみならず、世界各国に及びます。そして、ともに立ち上げ、ともに作り上げていくことで、新人起業家にも学ぶチャンスを提供します。時代のスピードが早い昨今、一人で悩み、模索して答えを見つけられず埋没してしまう起業家も増えています。それよりも、先輩起業家や仲間と一緒に失敗し、一緒に成功することが、次世代の起業のスタイルなのではないでしょうか。

ふたつめの柱は、出生・子供支援。

現在、世界では「企業は、持続可能な開発目標の達成に貢献する形で事業を築いていくべきである」というSDGs考え方が定着してきています。事業を行う中で、自分が社会に果たすべき責任について意識することが求められているのです。これからの時代、企業も社会の一員として、子供が生める、子供が増える社会作りに助力することが、未来への社会貢献となるのではないでしょうか。 そしてそれは、未来の消費人口を増やすことにもなるため、企業にとっても将来的には良い結果を導くこととなるでしょう。

しかし、それを一つの企業が行うよりは、各企業からの寄付を受けて、独立した財団で行うことが望ましいと私たちは考えました。いずれ、その財団の活動に意義が生まれ、それはステータスとして機能し、その財団に寄付をしているというだけでも、社会貢献と言われるようになります。

しかし、既存企業からの寄付だけでは、多くの子供達への支援は行えません。そこで4727財団では、次のような目標を掲げました。

海の瞑想
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5)

​最後に
 

小手先の策では良い結果は得られません。何事もそうですが、SDGsの思想と同じように、永く続くサイクルをいかに確立することができるかが大切なのだと思います。     

今から30年後はどんな世界になっているのか、まるで想像もできません。しかし素晴らしい30年後を作っていくために、まずはその礎となる10年後を今から作り始めて行かなければいけないのです。

 

現在、4727財団は世界で社会貢献事業を創設、展開しながら、その基盤づくりをしています。

 

さあ、2047年のための2027年を作っていきましょう!

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4)

​2047年までに、先人が後人を育てることを基本とする、循環型育成社会を創る
 

私たちは2047年までに企業や成功者が「起業家を育てる」「未来ある子供達を支援する」というような、先人が後人を育てる循環型の育成社会を創りたいと考えています。また、日本の技術や人材等が、多くの国で活躍して欲しいと思っています。これらの目標を達成するために、信頼、知名度、資金などの運営基盤を社会貢献事業を通じて、2027年までに創りたいと考えております。

例えば、4727財団は、起業やビジネスを応援するためのビジネス支援企業を設立します。

支援会社では、4727財団の支援を受けて育った人材の中で起業家を目指す人に、資金支援を行うとともにプロジェクトプランニングなどを行い、実業家として育て上げていきます。また、出来上がった事業プランを他社企業と提携したり、有能な人材をプロジェクトに派遣します。その取り組みの結果、利益を上げることができた企業には4727財団への寄付と、支援会社に出資や貸付をお願していきます。

 

つまり、人材育成と事業支援を行うことで、育った人材がいつでも活躍できる仕組みを構築していきます。もちろん4727財団に支援を受けたその他の方々にも何らかの形で財団をバックアップしてもらいます。この循環が、次の人を育て、また思いを次の世代へと繋げていくのではないでしょうか。そしてこの収益を使うことで、子供を増やし、育成するという支援を実現することができるのではないかと思います。近い将来。世界の投資家、成功者の方々に、この仕組みへの理解が広まれば、世界中が、先人が後人を育てることを基本とする循環型育成社会となっていくでしょう。

 

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